2010年12月15日水曜日

青空文庫

IS01で青空文庫で太宰治を二つ読んでみました。
「人間失格」と「斜陽」です。
実は、今までほとんど太宰は読んだことがなかったのですが、電子書籍到来に備えて練習のつもりで読んでみました。
彼について語るのは控えますが、薄気味悪い本性に共感せざるを得なくなるような強引さを感じます。
もう少しほかのものも読んでみます。おすすめがあったら教えてください。
ドストエフスキーの「貧しき人々」も読みました。これは文庫本で東京の往復で読みました。せつなさ一杯でした。これが彼のデビュー作ですが、ここからあれだけの大作が生まれてくるのかと思うと、彼の才能に驚嘆した友人たちもすごいと思いました。



Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年12月5日日曜日

ハッシュタグでCDの感想を集めようかな

TwitStat.us というのを使うとハッシュタグの検索結果をはりつけられる。
http://www.twitstat.us/
JESUS ENERGYのHPで、感想を書いてもらう掲示板を作ろうかと思っていたんだけど、twitterでタグをつけてもらうのもいいかなって思って探していたところ。
#jenergy の後に文章を入れるだけ。文の後に入れるときは半角スペースが必要。冒頭のほうが間違いが少ない。
twitterは、使い方がやっぱり難しいけど、すごい可能性があることは分かっているので、ものにしたいよね。



2010年12月4日土曜日

修学旅行2~3日目

12月1日のディズニーランドは、クリスマス一色。チケットは出発の前日に岡山のディズニーショップで買ったので並ばないで入れる準備も完璧。ところが入っていくと高校生はアトラクションにすすまず、まずショップで頭につける耳とか帽子を迷いながらチョイス。これが彼らのペースだと言い聞かせて、ベンチに座ったり歩き回ったり。
それからはけっこう順調に乗れて、途中ではクリスマスパレードも見れました。とにかく乗ったらショップでゆっくりお買い物、これで結局、13時間。
スペースマウンテンで泣ける人もいたり、花火の途中で駆け込んでがらがらのアトラクションに乗ったり、帰りには両手一杯のお土産でした。
事務所に着いたのが11時過ぎ。使ったお金の計算をして反省会もした元気な女の子達でした。
3か目は、男子はお台場。女子は新宿でショッピング。私はマックでお仕事。途中でアキバに男子を迎えにいって案内。でも考えてみたら知ってるのは、パソコンとか電子楽器とか無線とかでAKBのグッズがある場所とか知らなかったのでずいぶん回りました。
アルタ前に夕方集まって夕食へ。女の子はまたさらに荷物が増えてました。なぜか調べてきたのは小さなお好み焼きやさん。そこでもんじゃを食べるのが憧れだったようです。ぐるなびのクーポンで20パーセントオフ。満足でした。
ということで10時発のキラキラ号で岡山へ。
修学旅行の感じがしないと言っていた修学旅行でした。
Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年11月30日火曜日

修学旅行1日目

高等部の修学旅行は昨日の夜10時の岡山発のキラキラ号でスタート。けっこう寝れて、8時過ぎに新宿到着。
それから教団事務所で荷物をおいて、上野公園へ。けっこうトラとかライオン、ゴリラのピーコなど大騒ぎでした。
マックで昼食後にTCUへ。電車が速くなってビックリ。駅からはあるいて学園到着。ゆうこちゃん、しんちゃん、めぐちゃん、じゅんくんが早速迎えてくれて、いっしょに見学。チャペルではなんとあのオルガンをさわらせてもらいました。いつものピアノがすごい響き。
そのあとはじゅんくんの学ぶ福祉棟へ。お風呂の介護の説明もしてもらいました。赤江先生も顔を出してくださいました。
学園の説明もしてもらいました。ウサギやヘビが出るそうです。西岡先生からも学園を語っていただきました。
それから、赤江先生の理事長室へ。すてきな秘書の方がいるのにびっくり。理事長室に入って、椅子にも座って、寄せ書きもして出てきました。
男子寮、女子寮も見学して、食堂へ。まさきも登場です。岡村先生にも会えました。
帰り際には、恩師の天田先生にもお会いできました。メサイアの練習の直前でした。学生の感性が変わってじっくり取り組んでクラシック音楽に取り組む人が減ったように言われました。でも、指揮にたつ先生の姿に魂を教えられるような思いでした。
出会った方から優しくしてもらい、みんな満足して電車に乗りました。

Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年11月28日日曜日

11月の読書

辛うじて一冊。 ドストエフスキー「虐げられた人びと」(小笠原豊樹訳 新潮文庫)
この著者の本ではじめて感動しました。というか、はじめてわかったという感じかな。
後半の残り四分の一くらいになると急にストーリーが展開していく 傾向があるように思うけど、これもものすごい勢いでいクライマックスへ進みます。
でもこのタイトルの「虐げられた」というのがすごくロシアの社会的な雰囲気を連想させてしまいます。さらに本の裏の紹介の文章が「農奴解放を迎え本格的なブルジョア社会へ移行しようとしていたロシアの混乱の時代における虐げられた人びとの姿を描く・・・」とあって先入観が生まれてしまいます。でも、テーマとは少しかけ離れているように思います。
「悪霊」に至っては、これを読んで肩透かしを食った感じにもなりましたから、あてにしてはいけないものだと実感です。
テーマが恋愛なのか、人間の絆なのか、そういうことを簡単に語らせてくれないものがやっぱりあって、また挑みたくなります。
この本に関しては、ロシアの長くてしかもいろいろと変わる名前にもなれてきたせいか、全くわからなくなることがずいぶん減りました。
Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年11月27日土曜日

鳥取キャラバン

恒例の鳥取キャラバンには、大学生、高校生一人ずつ、中学生が4人の参加でした。鳥取聖書教会の子供集会には、すでに4才から小学4年生まで20人くらいが集まっていました。岡山のお兄さんが来るというポスターも貼ってありました。年に2回でもけっこう名前をお互い覚えていてすぐに飛び付いてきます。
ゲームでは子供たちをおぶったりして、それぞれに人気がありました。いつもの劇は、イエスの誕生です。男ばかりできれいさはありませんでしたが、ウケていました。話もよく聞いていました。 それから公園で走り回って遊んで、見送られてさよならです。
そのあと、砂丘へ行って、斜面をかけおり、温泉にもちょっとよって、最後はここ、湯郷の「ゆめや」でラーメンでしあげ。かえ飯まで食べて満足という感じです。 よく活躍してくれました。
Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年11月23日火曜日

エステル秋のコンサート

コンサートには、たくさんの方が来てくださってありがとうございました。今年は、世界食料デーがないのですが、エステルの演奏はなんとか続けようということで夏前から準備を始めていました。
曲との出会いも大きかったです。ボスニア・ヘルツェゴビナのために書かれた「ぶどうとかたばみ」、ベルリンの壁を描いた「壁きえた」は、単純でありながら深い歴史への洞察に満ちた深い詩です。
「オーマイソルジャー」は合唱としても中級になり、音取りからみんなよく健闘してきました。やっと詩の内容に目が向き始めてきたところです。
「YELL」は前日にいきものがかりのPVをみて、やっとこの曲のイメージが見えてきた感じがしました。納得して振れました。
クリスマスの2曲は、いい選曲でした。平和を作ることとクリスマスの意味が結び付いた気がします。
都合で今回はステージにたてなかった人も多かったのですが、これまでいっしょにできたことも今年の嬉しい出会いです。 これからも楽しく音楽を通して仲間が増えていったらいいですね。
Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年11月22日月曜日

学習発表会・文化祭




小学生は学習発表会。低学年は食べ物の発表。いろんな栄養がキャラクターになって登場。かわいいだけではありません。中学年の言葉遊びは笑い通し。あのクラスならではのパワー。高学年は聖書劇。ギャオスが心を入れ換える感動?ストーリー。よく先生といっしょに話し合いながら楽しく練習してきました。
聖句暗唱にしてもけっこうできるものなんだと、発見も多かったです。 さて、中高生は文化祭。中学生の「三匹の風紀委員」はウケました。きのうまでの練習では彼らの可能性にかけようという心境でした。まあ、見事に答えてくれたかなと言う感じです。幕の後ろでギャグの詰めをしたり、テンションも上がっていました。
中学生バンドも楽器に対する愛着が伝わるようなステージでした。 高校生は「ちっぽけな勇気」にのせたビデオクリップ。今回はほぼすべての編集を自分達で行い、カメラワークも構成もエフェクトの使い方も予想以上でした。夢をテーマにした姿は大好評。バンドはもうかんろくでした。 文化祭もみんなで作れた感じで、終わってから幕の後ろでしたジーザスコールは中高生19人の円陣でいっしょに叫びました。 よくがんばったなって本当に思えるときでした。 たくさんの方が来てくださったことは、感謝で一杯です。
Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年11月15日月曜日

風紀委員物語

文化祭に向けて劇の練習です。完全オリジナルです。わざわざみんなでストーリーを考えて一人が脚本化しました。やっと読みあわせにまでたどり着きましたが、前途多難です。でもけっこうみんな気楽に楽しそうです。題名は「さんにんの風紀委員」。奇抜でしょ。どうなるか保証の限りではありませんが、なんでもありの文化祭にとりあえず、取り組んでいます。
Published with Blogger-droid v1.6.5

文化祭前

文化祭に向けて中学生のバンドも猛練習です。教室にドラムを持ち込んでモンゴル800をやってました。3チームそれぞれけっこう張り切ってやってます。始めたばっかりの割りには、その気になっています。教えあったり、いい雰囲気です。 このあとの劇の練習は恐いような気もしますが、楽しみです。高校生は、さっき外へ撮影にいってました。
Published with Blogger-droid v1.6.5

2010年11月2日火曜日

理科で釣り




56年生の理科は釣りをしています。2~3メートルの振り出し竿にご飯粒をつけて落とすだけです。これでタナゴ、カネヒラ、今日は15センチのニゴイが釣れました。 それでも気温や時間、流れかたでずいぶん違ってきます。さかなの動きもよく観察しなければなりません。今日はあきらめかけていたところでやっとの一匹にいつもよりも嬉しかったようです。
Published with Blogger-droid v1.6.4

10月の本

「三島由紀夫を読み解く」 松本徹 NHKカルチャーラジオ
三島の代表作をたどりながら背後に流れる文学と社会、あるいは日本文化との葛藤のようなものがわかりやすく浮かび上がっています。作品への評価も厳しく、冷静です。日本文学を古典にまでさかのぼって現代につなげようとしてきた意図には驚かされました。

「三島由紀夫の最期」 松本徹
10年前の本です。前書では深く追わなかった切腹自決を文学と行動とを追いながらその意味するところに迫っていきます。文学的な挫折、日本文化への危機感、それは単なる右翼思想ではとらえきれないものです。その究極的な行動の原理を古今集に見いだしていくことには圧倒されました。投げ掛けられているものを考えるには、別の場所で書きたいと思います。
ただ、高校生の時に天人五衰を読んだときの喪失感が松本氏の文章にもあって共感しました。

「昭和45年11月25日」 中川右介
三島が40年前に自決した日のことを120人近くの人にインタビューしたものです。あのときの時代を浮かび上がらせ感じさせ、どのように人々に映っていたのかを知ることには成功していると思いますが、三島の内面に迫っていくものではありません。新しい試みと労力には意味があるかもしれません。

「未成年」(下)ドストエフスキー 工藤精一郎訳 新潮文庫
若いアルカージーが父を慕い、年上の未亡人に恋を抱き、賭け事ににとらわれるという上下巻の長編。これで5大長編と言われるものはとりあえず目を通したことになりますが、何がわかったのかと言われても答えようがありません。とんでもない人と出会ってっしまった感じがしています。

「コーラン」 岩波文庫
上中巻と進んで下巻の途中で止まっていましたが、出張の車中でやっと読み終えました。下巻は初期に属するものだそうですが、地獄についてずいぶん語られています。イスラム教は一部の過激派によって、また歴史において好戦的に思われますが、読んでいるとむしろ受け入れられずに苦しむ姿が浮かび上がってきます。

「クマムシ?!」 鈴木忠 岩波書店
やっとこういう本に出会えたという感激で一気に読んでしまいました。さすがに専門家だけあって難しいところもありますが、クマムシがかわいいという熱愛が伝わってきました。私も観察できたら報告します。

2010年11月1日月曜日

JESUS ENERGY




ついにCDが来ました。段ボール6箱に1000枚が台湾から送られてきました。録音をはじめてから2年以上、構想からは3年もかかってしまいました。 もともと私の西大寺10周年を記念しての出版計画からでした。それならいろんな人に関わってもらえるようにCD制作にしました。どれも手探りで、録音もアレンジもミックスも壁にぶつかり続けました。 制作過程は、これから作るHPにのせていきますが、思いがけない助けや出会いもありました。マスタリングには日本屈指のアーティストである葛巻さんにしてもらえましたし、同氏の本でミックスの方向性が見えたことも大きかったです。ジャケットは、佐野先生が進めてくれて、思っている以上のインパクトが出ています。 これまで私の曲に親しんできてくれた方々に本当に感謝で一杯です。HPができたら通販の申し込みを受け付ける予定です。
Published with Blogger-droid v1.6.4

2010年10月28日木曜日

忍者の修行




きょうはサムエル幼児園の年長組(はと)のお泊まり会でした。
小鳥の森という公園で忍者の修行をしました。子供は赤、白、青、黄、緑、桃色の忍者の格好をして、「~まる」という名前になり理ます。私も「にんまる」です。寒いのでけっこう着込んで忍者の格好をしました。いろいろなポイントで修行をするのです。
ゴムひもをくぐったり、手裏剣を投げたり、みんななりきってます。
これでなんじゃから最後は忍者に認定されるという冒険です。
とにかく寒かったですが、楽しかったです。
男子のお風呂にも入れて、夜のお楽しみ会では、恒例のかなりインチキ臭い手品や皿回しをする「ドクターセーラ」になりました。
詳細は秘密ですがてきとうにウケてよかったです。

2010年10月25日月曜日

ヒーロー乾電池

雨の中、3~6年生16人と教師二人で犬島へ瀬戸内国際芸術祭2010を見に行ってきました。フェリーが出る宝伝の港には、強い雨にもかかわらず、たくさんの人が並んでいました。今週で終わるからでしょうか。とにかく、11時のフェリーには乗り切れず、戻ってくる船を待ちました。
はじめての船と言う生徒もいて、ちょっと興奮気味でしたが3キロもない短い距離を10分ほどで犬島に着きました。
チケットを買っている間は、みんなは砂浜で石を投げていました。黒い砂が多いのが印象的です。雨が少し小ぶりになる中を、あの有名な廃墟「精錬所」へ向いまいした。レンガの迷路のようなところを少し廻ってから、中に入るためにまた並びました。
美術の大村先生は、レンガを見ながら子供たちに色んな顔に見えるよねと、いっしょに石をたどっていました。
中にやっと入れるとまず、うす暗い玄関で待ちます。そして、扉を開けて中に入ると巨大な太陽の映像が光っているところからずっと長い廊下が見えます。電灯はなく、すべて自然の光を取り込んでおり、薄暗い中に黒い石が鈍く光っています。ゆっくりと歩いていくと、長い廊下は、実は折れ曲がっていて鏡を向かい合わせにしているのでそう見えたのです。振り返るとあの太陽がオレンジに光っているのが遠くに見えます。
そうして、大きな部屋に入るとそこには、部屋のかべがつってあり、下は大きな四角く浅い池のようになっていました。それから、さらに奥の間に入ると襖が向い合わせになっていて、それを開けると鏡が無限に反射して、そのうえに赤い光で文字が浮かびあがりました。おびただしい文字は、血が滴る様に、上から崩れ落ちて消えていくのです。
この文字が檄文だと聞き、ぞくっとしました。これは、柳幸典が三島由紀夫を素材にして作り上げたアートだったのです。この襖も先ほどの部屋の一部も渋谷にあった旧三島邸のものだったのです。
そとにも、その格子窓に囲まれて、中に金属でつくられた文字がおびただしくつってありました。それもおそらく檄文か「英霊の声」だと思います。
まさか、ここで三島に遭うとは思ってもいなかったので、驚きでした。子どもたちは、意味もわからないままでしたが、飽きる様子もなく、一生懸命見ていました。アートとして力を感じたのかなと思いました。
それもあったと思いますが、おなかも空いたようでした。
雨が一時闇、細い山道を歩いて、少年自然の家につきました。その玄関をお借りしてお弁当を食べました。すぐに鬼ごっこをしていましたが、滑ってずぶ濡れになる人もいました。
家プロジェクトも2件訪ねて、港に戻りました。はぐれた人もいましたが、ちゃんと港で会えました。
どうして、こんなに三島由紀夫に驚いたのかは、また、今月の読書について書くときにでも紹介できると思います。
そういえば、この柳幸典のアートを「ヒーロー乾電池」と名づけられていました。

2010年10月22日金曜日

ハリガネムシ

理科の時間は、近くの用水路に魚捕りに行きます。今日は、3,4年生と一緒に行ってみました。すると、用水路のヘリに2匹のハラビロカマキリがいました。一匹はすぐに水に飛び込んで水に浸かりながら壁にしがみついていたので、捕まえてみると、やはりお尻から黒くて細長いものが出てきました。
もう一匹の方も捕まえて、バケツの水にお尻をつけていると、またするすると出てきました。全長30センチくらいのハリガネムシです。
カマキリの中に寄生していたものです。さわってみるとかなり硬いです。口も目もないのに、細長い体を動かしています。
数年前には、生徒がずいぶんたくさんカマキリを捕まえては、水につけてハリガネムシを出していたので、その中から数匹を飼っていたこともあります。
やはり、カマキリを水辺に誘導させるのは本当ですね。カマキリは逃しましたが、すぐに死ぬわけではないようです。もう少し追跡観察をすればよかった気もします。
測ったわけではないのですが、カマキリのお腹が5センチくらいだとすると5回も折りたたんで入っていたことになります。
今は、水槽の中に入れていますが、春にとってきたプラナリアもずいぶん職員室では、気味悪がられたので、しばらくしたら逃すつもりです。引き取りたい方はいますか。

2010年10月20日水曜日

SICA 遠足でJFEへ

SICAの遠足は、水島にある「JFEスチール株式会社」。バスで入っていくと大きな工場がいっぱい。見学では、石炭や鉄鉱石の山やそれをオーストラリアから運ぶ20万トンの全長300メートルもある船とか、1億5千万円の車とか、溶鉱炉から溶けた鉄を入れているところとか、けっこう車内は興奮してました。説明のおじさんもとても素敵な人で、退職後にこういうこと以外にもバスの添乗員をしているそうです。手品も上手でした。
そして、メインの見学は、「厚板工場」。階段を登っていくと下では、巨大な鉄の塊がローラーに乗って勢いよくさらに大きな機械の中に吸い込まれていきます。オレンジに光る厚い鉄は、底で富士山と同じくらいの力で何度も伸ばされて、厚板ミルという大きな板になっていくのです。ものすごい量の水蒸気と遠くで見ているのに逃げたくなるほどの熱が伝わってきます。みんな釘付けになって見入っていました。
どんな鉄でもこういうところから出来てきたんだと思うと、すごいものを持っている気がします。おみやげには、ステンレスのスプーンをいただきました。



2010年10月16日土曜日

運動会

ブログ復活。今日は、SICAの運動会でした。1時間目は授業参観。私は中学生に社会科。新聞の記事から、岡山の刑事事件、円高問題、裁判、武富士の整理銘柄など。
さて、運動会は駐車場のグランドで、42人の小学生から高校生が、タテ割りの3組に分かれて楽しみました。
準備運動には、しっぽとり。応援に来てくださった家族、知人も一緒です。三人四脚は2回練習したおかげで、途中で倒れることはありませんでした。けっこう、お父さんチームも速かったです。
応援合戦は、今回で2回目。わくわくチームプロジェクトでそれぞれの班ごとにアイディアを練って、練習を重ねてきました。主に高校生が考えて、中学生もいっしょに小学生をまとめていました。上級生になるほど、苦労がわかるものです。教師は極力見守るようにして、問題を解決していくプロセスを経験していけるように願っています。今回は、それぞれに賞を考えました。
まず、黄色組は、V字フォーメーションに並んで鉄腕アトムにのせてダンスです。場所が変わったり、ウエーブがあったり、なかなかの振り付けに小学生も必死に走っては、ダンスを頑張りました。「のりのりダンス、ふりふり翔くん。人文字アトムもかっこよく、エグザイルダンス賞」
青組は、ヒーローにのせて組体操です。決まればみんなの拍手にいつもより、体操にも力が入っていました。高校生から小学生までのピラミッドも見ごたえがありました。運動の好きな中学生がなぜか逆立ちに最後まで苦労していましたが、本番は決めました。「やるときはやる、さすが感動ピラミッド。奇跡のさかだち賞」
赤組は、となりのトトロの合奏。縦笛とピアニカ、太鼓が2台にシンバル、鈴など。これになんと4人のフラッグパフォーマンス。小学生の2年生、6年生、高校生の旗が決まってました。「トトロマーチでほっとして、フラッグでどきどき。しっかりきめて、甲子園に行こう賞」
こんな感じです。さらに今年のメインになるのは、「タイヤ奪い」。練習でも擦り傷が多かったのですが、エキサイトして引きずられて、砂だらけの人もいました。さらに大人の部も迫力満点で、筋肉痛になった人が続出でした。
最後は、リレー。1年生から始まり、アンカーの高校生まで、一周約150メートル。燃えました。
リレーの順番だけでなく、どの競技も自分達で組み合わせも考えて、みんなで作っていくことの楽しさが、見ている私たちにもすごく伝わってくるようでした。






2010年9月11日土曜日

フライデー・コラーレ

昨日のフライで・コラーレは中学生以上74人もの方が集まってくださいました。
速水バンドは、セイジのドラムも入ってビートルズからは「恋するふたり」、ニール・ヤングの「孤独の旅路」、それからアップしてあるスティービーの「迷信」。セイジとハヤミさんのソロがクールです。
ケーキやシュークリーム、シャーベットなどなど、子どもから大人まで音楽もおしゃべりも楽しんでいただけたようです。赤江牧師の元気になるショートメッセージも好評でした。
出演してくださった方々もありがとうございます。かわいいピアノの連弾、清水さんのクラでシチリアーノは気持ちのいい音がピアノとあっていて、青年のバンドはいつもカフェで動いてくれるゆみちゃんの指令で高校生が集まって面白かったですね。オカリナもほのぼの。それから小山さんのソプラノソロでタイムセイグッバイは、ドラマチック、さすがです。
次回は、10月29日(金)夜7時45分からです。

2010年9月8日水曜日

1500人のクラス

SICAのHPで使ったBiND のdigitalstageの平野さんがUSTREAMでWEBコンポーザーの学校を中継していました。アイディアのまとめ方からソフトの使い方までかなり骨太な内容。というよりは、ツイッターも連動して、これは面白い学校のかたちですね。しかもツイッター割までやっていて、思わず買いそうになりました。
http://www.ustream.tv/channel/webcomposer

1500人近い人が見ているんだから、すごいですね。こういうメディアの変革というのは、平野さんいわく、20年に一回のすごい瞬間に生きているらしいのですが、ついてくのは大変ですね。
見ながら、私もどんどんツイッター入れていきました。楽しかったですね。

2010年6月26日土曜日

2年ぶりの音

今日は、作成中のCDのミックスをしました。
1時半から5時間。全12曲。
なんと、録音をしたのは2年前。セイジ君のアメリカ留学の直前。
その彼がドラムの勉強を終えて帰国したのが先週。
今日は、2年前の音を聞いてもらいながらミックスを手伝ってもらいました。
ちょっと、自分のドラムには不満もあるようですが。
これから、マスタリングに進めていく予定です。

2010年6月23日水曜日

SICAはインターナショナルな修学旅行


21日(月)から23日(水)の今日までSICAの中学生6人と佐野先生とで8人の男で修学旅行に行ってきました。
とにかく、国宝とかには心が動かないだろう人たちですから、ユニバーサル・スタジオから始めました。
食事も普通の修学旅行とは違って、まず京都の500円のバイキングへ。これが結構充実していて、野菜もいっぱい食べれて、奇跡の食堂でした。そのほか、すき屋、松屋、マック、サイゼリアなどを歴訪。それなりに満足していました。
京都は、もちろん金閣寺、清水寺、奈良は東大寺は押さえました。特に、鹿と遊んだり、嵐山の桂川で石投げをして遊んだりと彼らなりの充実の二日目。
今日は、大阪。通天閣を降りた所で、雨も降っていたのですぐに串カツ体験。それからたこ焼き。おばちゃんとずいぶん盛り上がっていました。それから海洋館へいったら、なんと休館日。神戸のモザイクへ行ってぶらぶら。船に手を振ったりして、ゆったりした3日目。
たくさんの中学生に会いましたが、私は引率する先生たちをみながらきっと大変だろうなあと思いました。
結構おもしろいところもあるのか、外国の観光客からよくビデオを撮られていました。
国際親善に役立っているかもしれません。SICAもちょっとは「国際」になれたかも。

音楽の力

ちょっと前になるけど、20日(日)はエステル・フィメール・ボイスの第5回定期演奏会でした。
すごく、みんなの声が際立つような感じがして、指揮をしていてもたのしい時間でした。
今回は、星野富弘さんの詩に大田桜子さんの作曲で組曲「母の手」をしました。
客席の人たちからも演奏者からも涙が出てきたという声が相次ぎました。
星野さんの詩に込められた思いやりのような優しい力とそれを的確に表現していく鍛え抜かれた作曲技術を持つ大田さんの音楽がそのようにみんなの心を動かしていったのだと思います。
それは、最後に演奏した大江健三郎の「新しい人に」でも同じでした。信長さんのすぐれた音楽にも詩の世界に飛び込ませてくれるような力があります。
私も練習の時には、あまり解釈について語るようなことはせず、音程やリズム、発声といったことをふまえて忠実に音楽をたどるようにして、その音楽そのものの力にゆだねるようにしています。
今回も、何を演奏者や聞いてくださった人がとらえ、心にふれるかは、私が主張することではなく、それぞれにふれてもらえたんじゃないかと思いました。
音楽を楽しんでもらいたいというのが、エステルの目的です。それは、やはり音楽の持つ力に迫っていくプロセスを大切にすることです。そういう意味で、難しい課題にもみんなが一生懸命取り組んできてくれた結果が、感動を味わう、音楽との出会いを経験出来たことになったと思います。
また、創立以来J-POPのアレンジ曲を取り上げてきたことは、かなり意識的なことです。
女声合唱という特質は、このジャンルの持つ音楽の楽しさを表現するのにあっていると思うからです。
合唱も、ピアノも簡単ではないのですが、音楽そのものにある力は際立つこともあります。今回も「花」や「遥か」は歌詞の内容を音楽が的確に表現された優れた作品でした。
そんなことを特に考えさせられたいい演奏会でした。おつかれさま。