2011年1月18日火曜日

読書記録

トルストイの「復活」上下を読みました。
ただならぬ男女の関係が設定されていて、これがどんなふうに展開していくのかと引き込まれました。ネフリュードフのカチューシャへの決心には驚きながらも後半は、社会体制への作者の考えが全面に出てくる構成になっています。晩年の彼のこういったテーマがこの二人の恋愛的な展開とどのように関わっていたのかと思いました。復活とはいろいろな局面を二人に与えたということでしょうか。


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